岐阜県恵那市を起点とする明知鉄道は、今月から食用廃油で精製したバイオディーゼル燃料30%と軽油70%の混合燃料を使用し、実証運行を進めている。ごみ処理、廃棄物回収、バイオ燃料研究開発を進める地元業者のケイナンクリーンと共同で実施し、安全性や車両への負担、燃費。CO2削減状況などを1年かけて検証する方針だ。
バイオディーゼル混合軽油は次世代燃料の1つとして注目されており、丸紅エネルギーが今年4月に阿蘇くまもと空港内の車両へバイオディーゼル燃料30%を軽油に混合した「B30燃料」の使用実験を開始した。
