タイ=SCG、ROCのナフサクラッカーの稼働を再開
タイのサイアム・セメント・グループ(SCG)は17日、化学子会社であるSCGCが運営する合弁子会社のラヨン・オレフィンズ(ROC)のナフサクラッカー(エチレン年産90万トン)の稼働を同日再開したと発表した。この設備は中東情勢の緊迫化に伴うホルムズ海峡の封鎖が原燃料調達に影響を及ぼすことから停止した。これに伴い不可抗力条項(フォースマジュール)も宣言していた。同社がこのナフサクラッカーの停止を発表した際には、停止に伴い1カ月あたり1億5,000万バーツの費用が生じるとしていた。
SCGCは現時点で詳細な工期を決定していないものの、タイにマプタプット・オレフィンズ(MOC)を通じ保有するもうひとつのナフサクラッカー(同120万トン)の定修を11月から実施する予定だ。
SCGC子会社でベトナムの唯一のエチレン設備を持つロンソン石油化学も5月から停止中だ。現在はエチレンを生産するうえでナフサよりも価格競争力があるとされるエタンを投入できるようにする改良工事を来年下半期完工を目指し実施中だ。
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