石化再編・タイ=PTTGCとSCG、合弁設立の枠組みで合意
タイのPTTグローバル・ケミカル(PTTGC)とサイアムセメント(SCG)は28日、PTTGCとSCGケミカルズ(SCGC)の間でタイ国内のオレフィンおよびポリオレフィン事業の合弁会社設立に向けた枠組みに合意したことを発表した。合弁会社設立を通じ、タイ国内での石油化学の競争力の強化を図る。今後、規制当局の承認を経て2027年後半に新会社の設立を完了する予定だ。
今後PTTGCはタイ国内のオレフィンおよびポリオレフィン事業、関連会社への出資について、新設する完全子会社GC SPVへ移転する。SCGCは対象外事業や出資分の再編を行ったうえで、タイ・ポリエチレン(TPE)に対象事業およびROC、MOC、BSTなどの関連企業の株式を集約する。その後、GC SPVを存続会社としTPEと合併する。新会社の出資比率はPTTGCが56%、SCGCが44%とする。
合弁会社はPTTGCが持つエタンやプロパン、製油所からの供給を受けられることから、コスト競争力や安定供給の確保を実現可能としている。原料以外にも、サプライチェーンおよび事業ポートフォリオの最適化などシナジー効果を発揮し、年間でおよぼ1億5,000万~2億ドルの統合効果を約3年で実現すると見込んでいる。
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