東ガス=関電、3Tが進めるガーナのカーボンクレジット創出事業に参画
東京ガスは11日、関西電力とスリー・ツリーズ・プライベート・リミテッド(以下3T)が手がける、ガーナ共和国におけるカーボンクレジット創出プロジェクトに参画する契約締結を発表した。3Tは森林由来のカーボンクレジット創出や販売を行うシンガポールの企業。
このプロジェクトは、ガーナ中南部にある2,800ヘクタールの荒廃地に植林し、原生林を再生することで、二酸化炭素(CO2)の除去、吸収カーボンクレジットを40年間で約120万トンを創出する計画。カーボンクレジットの評価基準を設定し、維持や管理を行う国際的な非営利組織、IVCM(Integrity Council for the Voluntary Carbon Market)の原則に適合する、信頼性が高いクレジットを創出する。併せて、原生林の再生による生物多様性の向上や、植林活動を通じた雇用創出やインフラ整備も目指す。東京ガスは2019年に国内で初めて、カーボンオフセット都市ガスの販売を始めており、今後も信頼性が高いカーボンクレジットの調達や供給を続けていく。
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