日揮HDほか=食品の武蔵野HDとSAF製造で合意、年間36.8万リットル製造へ
日揮ホールディングス、レボインターナショナル、およびSAFFAIRE SKY ENERGYは30日、食品製造やホテル事業を展開する武蔵野ホールディングスと、持続可能な航空燃料(SAF)製造に向けた基本合意書を締結したと発表した。
武蔵野HDのグループ企業が運営する食品工場やホテルから排出される廃食用油を、レボインターナショナルが回収。SAFFAIRE SKY ENERGYが大阪府堺市のコスモ石油堺製油所で運転中のSAF製造プラントで精製する。日揮HDはサプライチェーン全体を統括し製造体制を整える。武蔵野HD側からは年間約46万リットルの廃食用油を提供する予定。最大で約36万8,000リットルのSAFを生産でき、二酸化炭素(CO2)排出を約1,000トン-CO2削減できるとしている。
SAFFAIRE SKY ENERGYが製造するSAFは、国際的な持続可能性認証であるISCC CORSIA認証を取得しており、SAF製造のプロジェクトは新エネルギー・産業技術総合開発機構(NEDO)の採択を受けた助成事業となっている。
SAFFAIRE SKY ENERGYのSAF製造プラント
写真の出所 日揮ホールディングス 発表資料
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