北電と東北電=JERAの石狩湾新港洋上風力発電事業に参画へ
JERAの再生可能エネルギー事業子会社であるJERA Nex Limitedは1日、石狩湾新港の洋上風力発電事業について、事業権益の一部を北海道電力および東北電力が共同設立した石狩湾新港洋上風力に譲渡したと発表した。譲渡日は9月30日付。今後は、JERAとグリーンパワーインベストメント(GPI)に加え、石狩湾新港洋上風力を運営する北海道電力、東北電力の4社体制となる。
石狩湾新港の洋上風力発電事業は、合同会社であるグリーンパワー石狩が2024年1月1日より商業運転を開始した。Siemens Gamesa製の8,000kW級風車14基を設置し、総出力は11万2,000kW(接続容量9万9,990kW)となる。18万kWhの大容量蓄電池を備えるのが特徴で、プロジェクト変電所を経由して、北海道電力ネットワークに全量供給されている。今後、JERAとGPIの運営に、北電と東北電が加わることで、より安定的、効率的な風力発電事業を目指すとしている。
石狩湾新港洋上風力発電事業
写真の出所: JERA 発表資料
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