日揮HD=JR九州など3社で駅舎に次世代太陽電池を設置、国内初
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日揮ホールディングス(HD)、九州旅客鉄道(JR九州)およびエネコートテクノロジーズは、駅ホームの屋根にフィルム型のペロブスカイト太陽電池を設置し、21日から発電実証実験を開始したと発表した。エネコートテクノロジーズは京都大学発のペロブスカイト太陽電池を開発するスタートアップ企業。
駅ホーム屋根に次世代太陽電池を設置する取り組みは国内初。JR九州が博多駅第2ホームの屋根を提供し、エネコートテクノロジーズが開発したペロブスカイト太陽電池モジュールを、日揮HDが独自に確立した「シート工法」で施工した。シート工法は、あらかじめ架台に太陽電池を組み込んだモジュールにより、安全性、施工性、軽量性を実現する。なお、この取り組みは 国土交通省の「鉄道脱炭素実装調査」および福岡県の「ペロブスカイト太陽電池等実証事業補助金」の採択を受けている。
博多駅での設置場所と実証実験装置
写真の出所:日揮ホールディングス 発表資料
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