JERA=米ルイジアナ州のシェールガス権益を約15億ドルで取得
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JERAは23日、米国子会社のJERA Americas Inc.を通じて、ルイジアナ州西部のヘインズビル地区でのシェールガス開発、生産事業の権益を取得すると発表した。権益取得額は15億米ドルとなる。
このシェールガス開発、生産事業は、米国のGEP Haynesville Ⅱ, LLC(GEPⅡ社)と、South Mansfield E&P, LLC(SMEP社)が所有していたもの。JERAはGEPⅡ社から権益を購入するとともに、SMEP社の全株式を取得することで、当該資産を100%保有した。採掘の対象エリアは約210キロ平方メートルで、現在約200本の生産井を保有し、生産能力は1日あたり約5億立方フィート。今後は最大10億立方フィートまで拡大を見込む。
同地区はLNG液化基地やデータセンターが集積する湾岸地域に近接しており、すでにパイプラインなどのインフラ面が整備されている。JERAは今回の権益取得は、脱炭素社会の実現に向けたトランジション燃料としてのLNGバリューチェーン強化に加え、米国とのパートナーシップ深化にも寄与するとしている。
JERAが取得した対象資産の地域 出典:米国エネルギー情報局(EIA)
図版の出所:JERA 発表資料
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