JERA=米国キャロルカウンティ天然ガス発電所の株式をすべて売却へ
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JERAは3日、米国子会社であるJERA Americas Inc.を通じて保有していた、キャロルカウンティエナジー社のガス火力IPP発電事業における、事業権益20%にあたる保有株式すべてを、米国の投資会社Strategic Value Partners, LLCに売却すると発表した。
米オハイオ州キャロル郡にある、キャロルカウンティ天然ガス発電所は天然ガスを燃料とする、ガスタービンと蒸気タービンを組み合わせたコンバインドサイクル方式の発電所。売却理由について同社は、定期的なポートフォリオの見直しに加え、北米においてデータセンターの増加にともない電力需要が高まり、発電所の資産価値も上昇したためとしている。
JERAは今回の売却を契機に得られる資金を成長分野への再投資などに活用し、事業環境の変化に合わせた最適な資産構成を目指すとしている。
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