ミツウロコ系=系統用蓄電池の活用による配電系統の改善試験へ
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ミツウロコグループホールディングスの連結子会社、ミツウロコグリーンエネルギーは5日、系統用蓄電池による配電用変電所の系統混雑解消を目指す実証試験を中部電力パワーグリッドと開始したと発表した。
再生可能エネルギーの普及拡大に伴い、再エネ発電による電力が、需要(発電)場所から電力系統に対して逆方向に流れ込むことにより、系統に過剰な電力が集中する現象、「逆潮流」が課題となっている。これを回避するには、変電所の増強工事などの設備投資が必要となるが、相応の期間とコストが伴うため、再エネ電源の普及と主力電源化の足かせとなってきた。
今回の実証試験は、電力系統への連系量が増加している系統用蓄電池に着目。配電用変電所の系統混雑が発生する時間帯に系統用蓄電池へ充電することにより、系統への過剰な電力流入の緩和、混雑解消を目指す。実証期間は2025年11月4日から12月5日までとなっている。
配電用変電所の混雑解消イメージ
図版の出所 ミツウロコグループホールディングス 発表資料
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