大ガス=大分県に国内最大級の再エネ併設型蓄電池を設置へ
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大阪ガスは4日、Sonnedix Power Holdings Limited(Sonnedix)と共同出資する発電所運営会社が保有、運営する大分県の大分太陽光発電所に、再生可能エネルギー併設型の蓄電池を設置すると発表した。
具体的には、大分太陽光発電所(発電容量:約3万9000kW)の敷地内に、定格出力約3万kW、定格容量約12万5,000kWhの蓄電池を設置する。運転開始は2026年11月を予定しており、再エネ併設型蓄電池事業としては国内最大級となる。蓄電池の設置により、日中に発電された太陽光電力を充電し、夕方から夜間に放電することで、再エネ電力を最大限に活用できる。また、天候などが原因となる発電出力の変動を抑えて電力系統の安定化にも寄与する。発電所および蓄電池で生まれた電力の全量は大阪ガスが引き取る。大阪ガスは2022年10月、Sonnedixが保有する大分太陽光発電所を含む3カ所のメガソーラー発電所に出資参画していた。同社グループは2050年カーボンニュートラル実現を掲げており、2030年度までに蓄電池運用規模100万kWの達成を目標としている。
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