パナソニックHD=ガラス型ペロブスカイト太陽電池の開発を加速
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パナソニック ホールディングス(HD)は14日、AGC、パナソニック環境エンジニアリングの3社で、新エネルギー・産業技術総合開発機構(NEDO)が実施する「グリーンイノベーション基金事業/次世代型太陽電池 実証事業」に採択された「ガラス型ペロブスカイト太陽電池の量産技術開発とフィールド実証」プロジェクトを開始すると発表した。
このプロジェクトは、都市部などの大規模な太陽電池の設置が難しい場所でも、建材と一体化できる「ガラス型ペロブスカイト太陽電池(BIPV、 建材一体型太陽電池)」の事業化を目指し、技術開発と公共、商業施設での実証実験を進める。太陽電池メーカー単独ではなく、ユーザー企業と連携したコンソーシアムによる提案が求められ、エンドユーザーのニーズを反映した技術開発や社会実装への加速が求められていた。そのため、パナソニックHDが幹事としてコンソーシアムをリードし、AGCおよびパナソニック環境エンジニアリングが連携パートナーとして参加する座組となった。プロジェクトは2029年までの最大5年間を予定する。
ガラス型ペロブスカイト太陽電池 イメージ
図版の出所 パナソニック ホールディングス 発表資料
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