環境省=産業由来CO2の回収・貯留を議論、CCUSシンポジウム開催
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環境省は19日、二酸化炭素(CO2)の回収・有効利用・貯留(CCUS)の社会実装を促す「CCUS社会実装シンポジウム」を2026年1月29日(木)に開催すると発表した。国内の最新動向や、同省が実施してきた関連事業の成果を共有し、社会実装の加速につなげる。
当日は、環境省および経済産業省資源エネルギー庁による基調講演のほか、CO2電解などのCCU技術、分離・回収技術、洋上圧入を含むCCS技術やモニタリング技術を持つ企業や団体、研究機関が講演を行う。 CCUS社会実装シンポジウム 講演例(プログラムより一部抜粋):
・東芝エネルギーシステムズ CO2電解技術によるカーボンリサイクルの社会実装 ~合成燃料・化成品への展開~
・川崎重工業 アミン吸着剤によるCO2分離回収技術の社会実装に向けた川崎重工の取組
・カーボンフロンティア機構 浮体からの洋上圧入CCS ~事業の全体像と利点、コスト、ポテンシャル
・上野トランステック CO2輸送船における液化CO2の取り扱い
・東京大学 科学的根拠に基づいた測点を用いる海洋モニタリング実証結果
会場は東京虎ノ門ヒルズフォーラム(メインホール)で、オンライン(Zoom)併用のハイブリッド形式。定員は会場150人、オンライン1,000人で、参加費は無料だが、事前申込が必要となっている。
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