ジオスター=CO2を80%削減した環境配慮型コンクリート開発
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土木用大型コンクリート事業を手掛けるジオスターは8日、セメントの81%を高炉スラグ微粉末に置き換えた環境配慮型コンクリート「G-SaveWhite(ジー・セーブホワイト)E81」を開発したと発表した。
コンクリートの主要原料となるセメントは、製造工程で必要な石灰石の分解で多くのCO2を排出するため、建設業界での脱炭素化に向けた課題とされてきた。E81はセメントを製鉄所由来の産業副産物である高炉スラグに置き換えることで、材料由来の二酸化炭素(CO2)排出削減を目指す。セメントから高炉スラグの置換率は、従来のJIS規格では最大70%とされるが、同製品は81%まで高めた。同社によると、E81は一般的なコンクリートに比べ、製造時のCO2排出量を約80%削減できるという。
セメントを高炉スラグに置き換えると、セメントの硬化が遅くなる課題があるが同社は技術的に解決したとしている。同社は、モックアップで曲面仕上げや強度試験も行い、通常のセメントとE81使用品に差がないことを確認している。同社はカーボンニュートラル実現を政府指針である2050年から10年早い、2040年を目標としており、環境配慮型コンクリートの開発や普及を今後も進める方針だ。
G-SaveWhite E81の性能確認試験 写真の出所 ジオスター 発表資料
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