エプソン=飯田市のバイオマス発電所建設を断念、建設費・燃料費上昇で
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セイコーエプソンは27日、長野県飯田市で計画していた「南信州バイオマス発電所」の建設を中止すると発表した。建設費や燃料費、人件費などが想定を上回って上昇する見通しとなり、投資回収性が大幅に低下すると判断した。
同社は2024年2月、再生可能エネルギーの安定確保と脱炭素の推進を目的に、初の自社バイオマス発電所として同計画を発表。予定されていた発電出力は1,900kW、想定年間発電量は約1,400万kWhだった。燃料は、南信州エリアの未利用材(木材)のほか、バーク材やキノコ培地、さらに一部エプソンの社内から排出する木材も活用する予定で、森林整備にも繋げる見込みとしていた。
同社は、事業化に向けて具体的な検討を進めてきたが、経済環境の変化を受けて事業の継続可能性を多面的に検討した結果、計画の推進は困難と結論づけた。一方、同社は「環境ビジョン2050」で掲げる「カーボンマイナス」と「地下資源消費ゼロ」の目標は変更しないとしている。
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