JERA=豪カーボンクレジット創出ファンドに2,500万豪ドル出資
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JERAは22日、豪州子会社のJERA Australiaを通じ、豪投資会社シルバ・キャピタルが運営するカーボンクレジットファンド「Silva Carbon Origination Fund」に出資したと発表した。出資額は2,500万豪ドル(約29億円)。
同ファンドは豪州で、伐採された土地への環境植林プロジェクトと持続可能な農業を組み合わせ、信頼性が高いオーストラリア・カーボンクレジット・ユニット(ACCUs)を創出するプロジェクトを開発している。ACCUsは、日本のJクレジットと同じく、豪州政府が認証するカーボンクレジット。
JERAは出資を通じて、豪政府の温室効果ガス(GHG)排出削減制度「セーフガード・メカニズム」に基づく排出削減義務への対応につなげる。JERAは植林由来のACCUs創出に関する知見も蓄積し、豪州で展開する液化天然ガス(LNG)事業を含むバリューチェーンの低炭素化につなげる方針。
「セーフガード・メカニズム」では、対象施設に設定する排出上限「ベースライン」を原則として2030年まで毎年4.9%ずつ引き下げる。豪政府は2025年9月、2050年ネットゼロへの道筋を示す「Net Zero Plan」を公表し、経済の競争力の維持と共に気候変動対策を強化している。
シルバ・キャピタルは、カーボンクレジット分野の投資会社C6 Investment Managementと、農業分野の投資ファンド運営会社Roc Partnersの合弁会社として2023年に設立された。同社によると、豪カーボンクレジット市場は供給過剰の状態から需要が高まる局面へ移行し、今後数年間で価格の上昇が見込まれるという。
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