JERA=SMBCグループ、ヤンマーと東北のクリーン電力地産地消で協業
|
JERAは26日、子会社のJERA Cross、三井住友銀行(SMBC)、三井住友ファイナンス&リース(SMFL)、ヤンマーホールディングス(HD)の4社とともに、クリーンエネルギーの地産地消を通じて、地域産業活性化モデルの実現を目指す協業に向けた基本合意書を締結し、農林水産業の未来を創造する新たな地域産業モデルの検討を進めると発表した。
東北地方でクリーンエネルギーとテクノロジーを組み合わせ、環境負荷の低減と地域経済の活性化を両立させるのが狙い。米や日本酒づくりへの電動設備導入や、陸上養殖システムでクリーン電力活用、農業ロボット導入などを通じ、農業と養殖業のGX(グリーントランスフォーメーション)を推進する。洋上風力や電動農機を組み合わせたVPP(分散型電源を統合・制御する仮想発電所)事業も検討する。
役割分担では、JERAが洋上風力など再生可能エネルギー開発とカーボンフリー商品のブランド化、JERA Crossが電力供給と電力トラッキングによるカーボンフリー認証、VPP事業を担当する。SMBCとSMFLは開発地域の地元企業とのマッチングや融資、リースを通じて設備導入を支援。ヤンマーHDは電動農機や農業ロボット、養殖システムの開発と供給などを担う。
構想イメージ
図版の出所 JERA発表資料
|
|
|
東京 : エネルギーデスク 松本 03-3552-2411Copyright © RIM Intelligence Co. ALL RIGHTS RESERVED.



