アジア石油製品=6月15~19日: ジェット燃料がディスカウント圏に
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ガソリン 強気一辺倒から変化、韓国から売り気 北東アジア積みガソリン(MR船型)の市況連動相場は横ばい。東南アジア向けの引き合いは続いているものの、売り気も見られ始め、基調は強気一辺倒から変化しつつある。スポット市場で韓国のGSカルテックスが19日締めで、7月27~31日積みとしてMR船型の販売入札を実施。SKエナジーもスポット市場で販促を仕掛けているようだ。
ナフサ 8月前半日本着が5ドルのディスカウントで成約 8月前半日本着オープンスペック・ナフサの市況連動相場はディスカウント圏に沈んでいる。供給が需要を上回る状況が続いており、相場の基調は弱い。日本の三菱ケミカル旭化成エチレン(AMEC)は15日、入札を通じて、8月前半着オープンスペック2万5,000トンをCFRベースで日本市況(6月後半)に対し、5.00ドル程度のディスカウントで購入したと伝えられた。供給過多の背景として安定した製油所稼働や中東玉の供給漸増が挙げられた。 中国の市場関係者からは「石油精製装置の稼働低下により国内のナフサ需給が締まると見込まれる」とし、ナフサを輸入するメリットが高まる可能性があると伝えられた。この観測などから、週後半に市況は反発した。
中間留分 SKは135万バレル、GSは75万バレルを販売 北東アジア積みジェット燃料(MR船型)の市況連動相場は大幅に下落し、ディスカウント圏へ突入した。韓国品を中心に供給が非常に多い。SKエナジーとGSカルテックスの販売が旺盛。SKエナジーは7月中旬~8月上旬積みとして計135万バレルを販売した。GSカルテックスも75万バレルもしくは30万バレル2カーゴを対象とする販売入札を実施し、75万バレル販売した。市場関係者からは中国政府が石油製品の輸出制限措置の停止について協議に入るとの情報も伝えられており、さらなる供給増の可能性が意識される。 北東アジア積み0.001%S軽油(MR船型)の市況連動相場も軟化。引き続き買い気が弱い一方で、売りが多く需給が緩んでいる。トレーダー1社が7月21~25日・デサン積みMR船型1カーゴをFOBベースでシンガポール市況比60セント程度のディスカウントで販売した。
重油 CPC、低硫黄品の販売継続 韓国積み0.5%S重油(MR船型)の市況連動相場は変わらず。ただ、先行きの市況に下押し圧力が台頭している。米国とイランの戦闘終結に向けた合意に期待感が高まり、原油市況が続落していることが背景にある。緊迫した中東情勢が緩和に向かえば、重油供給が増える見通しだ。 北東アジアでは、台湾中油(CPC)が低硫黄重油の売りを続けている。同社は16日、7月2~6日積みとして0.5%S重油4万トンの販売入札を締め切った。応札価格の有効期限は18日。大林製油所(日量35万バレル)で4月上旬から火災事故により停止中の残渣油流動接触分解装置(RFCC、日量8万バレル)は、7月後半の再稼働を目指している。
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