水素SS動向=全国で154カ所、設備費は約3.3億円
8月27日に開催された審議会「水素・燃料電池戦略協議会」によると、8月8日現在で水素SSは全国に154カ所あり、整備中のSSは12カ所となっている。地区別では、北海道・東北地区で8カ所、関東地区で62カ所、中京・北陸地区で53カ所、関西・四国地区で23カ所、中国・九州地区で20カ所。2025年には倍増の320カ所を目指す方針だ。
一方、水素SSの整備費を見ると、2019年実績ベースで定置式オフサイトの場合、工事費が1億4,000万円、圧縮機と蓄圧機がそれぞれ6,000万円、プレクーラーとディスペンサーがそれぞれ2,000万円、その他機器類が3,000万円で、合計約3億3,000万円かかった。今後の目標として2025年には2億円までコスト削減を進める。さらに運営費は2019実績で年間3,100万円かかっており、これを2025年には半分の1,500万円まで下げる方針だ。
首都圏や名阪地区の水素SS店頭価格は、キログラムあたり税込み1,210円で推移している。
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