コスモ石マーケ=専属ローリーにバイオディーゼル使用へ、関西地区で
コスモ石油マーケティングは26日、今月中旬から関西地区の専属タンクローリーの燃料を温室効果ガス(GHG)削減効果のある再生可能資源由来のバイオティーゼルに切り替えたと発表した。
堺製油所からの配送を手掛ける専属タンクローリー約50台と製油所内の作業車両などを対象に、レボインターナショナルが国内で調達した廃食用油で製造、加工した「C-FUEL」を同製油所で精製した軽油に5%混合した燃料を使用する。品確法の軽油強制規格もクリアしており、両社で品質を保証している。今回使用するバイオディーゼルは年間で159トンのCO2削減が見込めるほか、今後は運送会社などにも販売を検討する方針だ。
コスモとレポインターナショナルは昨年11月、日揮HDと3社で廃食用油を原料とした国産SAF(Sustainable Aviation Fuel=持続可能な航空燃料)の製造や供給を手掛ける事業会社「SAFFAIRE SKY ENERGY」を設立。日揮HDの秋鹿正敬常務執行役員が社長に就任している。
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