中川物産=国内初E7ガソリンを販売、店頭価格を152円に設定
名阪地区を拠点とする中川物産は8日、本社隣接の名港潮見SSで国内初となるE7ガソリンの小売販売を始めた。植物由来の米国産バイオエタノールを7%配合したガソリンで、店頭価格を152円に設定。資源エネルギー庁燃料部や大手商社関係者、米国穀物業界関係者など多数の関係者が販売イベントに参加している。
同社によると、アメリカではE14ガソリン、欧州や南米でも10%以上の混合ガソリンが広く販売されているという。国内では2012年にバイオエタノール混合の上限3%を10%に引き上げる法令改正がなされたものの、 現状は1.7%程度にとどまるなど、出遅れ感が強いようだ。
名港潮見SSではE7ガソリンほか、E3ガソリン153円、次世代バイオディーゼル燃料のサステオ300円、一般軽油133円で給油が可能だ。
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