DHL=キャセイとSAF活用拡大に向けて合意
DHL Expressとキャセイグループは14日、航空貨物分野における二酸化炭素排出量の削減を促進するため、持続可能な航空燃料(SAF)の新たなパートナーシップ契約の締結を発表した。
キャセイグループはDHL Expressへ、アジアの3空港発(成田国際空港、ソウル・仁川国際空港、シンガポール・チャンギ国際空港)の国際便向けに使用するため、2,400トンのSAFを供給する。これらの便は、キャセイグループの貨物航空会社であるエアホンコンによる運航で、DHL Expressの国際エクスプレス輸送を主に担っている。
契約期間は2025年までとなっており、ライフサイクルにおける温室効果ガス排出量について約7,190トンの削減を見込んでいる。これは、エアバス330F型機による香港-シンガポール間のフライト100回分以上に相当するという。
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