日本水素エネルギー=液化水素SC構築に向け第三者割当実施
日本水素エネルギー(以下JSE)は28日、液化水素サプライチェーンの構築に向けて、新たに各産業分野の6社から出資の受け入れ決定を発表した。
JSEに新たに出資するのは、荏原製作所、大林組、センチュリー、日本政策投資銀行(DBJ)、みずほ銀行、三菱化工機。すでに、川崎重工、岩谷産業が出資している。
JSEは、国立研究開発法人新エネルギー・産業技術総合開発機構(NEDO)が推進する「グリーンイノベーション基金事業」における「液化水素サプライチェーンの商用化実証」において中核的な役割を担っており、国内外を含めた、液化水素のサプライチェーンの構築を推し進めている。川崎市扇島に建設される「川崎LH2ターミナル」基地を核として、2030年ごろまでには、30円/(ノルマルリューベ)Nm3(船上引き渡しコスト)での水素供給コストを目指して実証事業を進めていく。
(川崎市扇島に建設する液化水素基地 「川崎LH2ターミナル」完成予想図)
図版の出所:日本水素エネルギー 発表資料
|
東京 : エネルギーデスク 松本 03-3552-2411Copyright © RIM Intelligence Co. ALL RIGHTS RESERVED.