川崎重工=トヨタ自動車、関電らと日独の水素利活用で連携
川崎重工業は15日、トヨタ自動車、関西電力、独ダイムラートラック社、ハンブルク自由港倉庫建築組合との間で、「日独連携水素サプライチェーン構築に向けた覚書」を締結したと発表した。大阪で行われた経済産業省主催の「第7回水素閣会議」で署名された。
この覚書は、水素の国際的な利活用を進め、日本とドイツの需要を合わせることにより、高い経済性を持つ水素サプライチェーンの構築を目標とするもの。2030年代早期の、港湾や物流、商用車をはじめとするモビリティ、発電など、国際的な水素輸送の実用化と事業化を目指す。
川崎重工とダイムラートラックは2024年にも、ドイツ向けの液化水素サプライチェーン構築や、欧州における液化水素ステーション構築に向けた協力の覚書を交わしていた。
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