福岡市=令和7年度分の「博多湾ブルーカーボン・クレジット」を販売開始
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福岡市は29日、令和7年度分の「博多湾ブルーカーボン・クレジット」の販売概要を発表した。
このクレジットは、博多湾のアマモなどの藻場が吸収、固定した二酸化炭素(CO2)量をクレジット化して、販売するもの。陸地の森林などが吸収する「グリーンカーボン」に対して、海域のクレジットは「ブルーカーボン」とされる。このクレジットの販売収益は、海水浄化や水生生物の成育の場となる「アマモ場づくり」活動をはじめ、博多湾の環境保全創造の取り組みに活用される。福岡市は令和2年度から同カーボンクレジットを販売してきた。
令和7年度分の総販売量は29.7トン(CO2換算)、価格は1トンあたり8,800円(税込)。1件あたりの販売量は0.1~10トン(0.1トン単位)となっている。受付期間は令和7年10月31日(金)から12月12日(金)。なお、この「博多湾ブルーカーボン・クレジット」は、温対法(地球温暖化対策の推進に関する法律)や省エネ法(エネルギーの使用の合理化及び非化石エネルギーへの転換等に関する法律)に基づく報告制度での活用はできない。
ブルーカーボンとグリーンカーボン
図版の出所:福岡市 発表資料
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