東洋エンジ=カザフスタン初の尿素プラント建設に製造ライセンス供与
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東洋エンジニアリング(TOYO)は12日、カザフスタン共和国において同国初となる尿素プラント建設計画に、自社開発の尿素造粒ライセンス技術が採用されたと発表した。
この計画は、同国の化学肥料製造会社であるKazAzot Prime LLPが推進するもので、プラントはアクタウ市に建設され、日産1,750トンの尿素造粒能力を目指す。TOYOは技術ライセンスの供与に加え、プロセス設計パッケージ(PDP)、主要機器の調達、技術サービスを担当。工場建設は中国企業のWuhuan Engineering Co. Ltd.(ウーハン)が担う。TOYOは本技術採用に至った背景として、100件以上の自社尿素技術ライセンス供与と数多くのプラント建設実績に加え、ウーハンとの協業実績が評価されたことがあるという。プラントの完成は2029年を予定し、生産された尿素は主に肥料用途として使用される。
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