北ガス=道内の森林Jクレジットを長期購入、オフセット都市ガスで活用
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北海道ガス(北ガス)は19日、北海道の森林由来Jクレジットを年間1万トン、2027年度までの3年間にわたり長期購入する協定を道と締結したと発表した。
北ガスは、道からJクレジットを安定調達し、「カーボン・オフセット都市ガス」として道内企業に販売することで、地域の低炭素化、脱炭素化を後押しする。この契約の対象となるのは、道有林の適切な森林管理によってJクレジット制度の下で創出された「道有林クレジット(キキタ・グリーンクレジット)」だ。上川北部と網走西部管理区の人工林約2万6,000ヘクタールを対象に、航空レーザーを用いて大規模に創出した。販売収入は森林づくりに還元し、森林資源の循環利用や多様な生態系保全につなげるねらいだ。北ガスは今回調達したクレジットを、カーボン・オフセット都市ガス利用による顧客企業のCO2排出オフセットに加え、自社グループの事業活動に伴うオフセットにも活用する。
カーボン・オフセット都市ガスのイメージ図
図版の出所 北海道ガス 発表資料
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