エアロトヨタ=北海道でJクレジット創出、千歳林業の社有林測定で
エアロトヨタは5日、千歳林業とクレアトゥラの3者で、千歳林業が所有する北海道七飯町、鹿部町地域の社有林を対象とした、森林由来のJクレジット創出プロジェクト登録が完了したと発表した。プロジェクト名は、「千歳林業株式会社 七飯町・鹿部町社有林プロジェクト」で、認証対象期間は2024年4月1日~2032年3月31日、創出見込み量は8年間で約2万5,000t-CO2となっている。
3者の役割としては、千歳林業が管理してきた七飯町、鹿部町の社有林を、航空事業を展開するエアロトヨタが、レーザ測量および高精度な森林解析を航空機で行い、二酸化炭素(CO2)吸収量を算定。JクレジットプロバイダーであるクレアトゥラがJクレジット制度への各種手続きを実施して、CO2吸収量をクレジット化するというもの。Jクレジットの販売で得られた収益は、森林の価値をさらに高める整備に再投資される予定だ。
北海道七飯町西大沼社有林の展望エリアから撮影した鹿部社有林の風景 (道南のシンボルである駒ヶ岳、大沼・小沼および鹿部飛行場の近隣に所在)
写真の出所:エアロトヨタ 発表資料
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