ヤマハ発動機=長崎県五島市らと森林由来のカーボンクレジットを創出
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ヤマハ発動機は21日、長崎県五島市、民間3者と連携し、同市久賀島の市有林約815ヘクタールを対象とした、二酸化炭素(CO2)吸収系のボランタリーカーボンクレジット(JVC)を創出すると発表した。
このクレジットは「五島つながるカーボンクレジット(つなクレ)」と呼ばれ、ヤマハ発動機に加え、アイフォレスト、五島市の杣林、一般社団法人みつめる旅の4者が参画するプロジェクトとなる。対象となる末施業林において、ヤマハ発動機は自社の産業用無人ヘリコプターによるレーザー計測や「森林デジタル化サービス RINTO(リント)」などの技術を活用し、解析を行う。アイフォレストは生物多様性調査やボランタリークレジットの創出を担う。販売で得られた収益は五島市や地域に還元され、森林に関わる人材育成に役立てられる。クレジットの発行は、ナチュラルキャピタルクレジットコンソーシアム(NCCC)がCO2吸収量および生物多様性を計測、評価し、国際整合性を確保した基準で認証する予定だ。
五島市のカーボンクレジット創出のスキーム図
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