東京都=英カーボンクレジット格付機関2社と覚書締結
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東京都産業労働局は11月27日、カーボンクレジットの品質評価と格付けを手掛ける英ビーゼロ・カーボンと英シルベラの2社と、協力・連携に関する覚書を締結したと発表した。
東京都が2025年3月に開設した「東京都カーボンクレジットマーケット」は、中小企業などの脱炭素化、企業価値向上を支援し、カーボンクレジットの売買活性化に向けて開設された。東京ガス、フジガス、吉田プラ工業などが、すでにこの市場からJクレジットを購入している。
今回の覚書により、同市場で扱うクレジットの品質を第三者である2社の格付けにより担保し、取引の活性化と脱炭素投資の拡大を図る。都はすでに同市場に格付情報を受けているが、本覚書の締結を契機として、カーボンクレジットの信頼性確保に向けた取り組みをいっそう充実させる。
ビーゼロ・カーボンは、衛生画像や科学的分析に基づき、森林由来クレジット創出プロジェクトなどに格付けを行う機関。シルベラも同じくカーボンクレジットの評価、格付けを行う機関だ。都は、高品質なクレジット流通を主導することで、ゼロエミッション東京の実現を目指す。
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