東京都=グリーン水素製造所を大田区に開設、施設見学も受付開始
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東京都は24日、東京都京浜島グリーン水素製造所の開所式を行い、「東京都産グリーン水素」の製造を開始したと発表した。
この製造所は、大田区京浜島三丁目に位置し、敷地面積は2,246平方メートル。従来のグリーン水素生産設備よりもコンパクトな設置面積で水素が製造できるという。山梨県が民間企業と開発してきた水電解装置「やまなしモデルP2Gシステム」を導入し、500kW級の固体高分子(PEM)型水電解装置により、最大毎時120立方平方メートルの水素を製造可能。グリーン水素製造時の不純物を取り除くための脱酸素塔やドライヤーユニットも備え、純度が高い水素が生産できる。生産された水素を出荷するための、水素圧縮機や小型のボンベが30本結合された圧縮水素カードルなどの設備も備わっている。東京都では同日から、グリーン水素の製造から出荷までの工程を見学できる予約受付も開始している。
水電解装置 Power to Gas(P2G)システム
写真の出所:東京都 発表資料
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