JAL=上空のCO2測定用ボーイング機を世代交代
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日本航空(JAL)、JAL財団、気象庁気象研究所、国立環境研究所、ジャムコの5者は3日、民間航空機を使って温室効果ガス(GHG)を測定する「CONTRAIL」プロジェクトについて、次世代機であるボーイング787-9型機での大気観測を始めると発表した。
退役が進むボーイング777型機に代わり、ボーイング787-9型機を改修して、二酸化炭素(CO2)濃度連続測定装置と自動大気サンプリング装置を搭載する。2025年度中に同型機5機の体制とする方針だ。インドや赤道域での観測再開に加え、中東での初観測も行う。
CONTRAILは1993年に開始した共同研究で、2025年4月までにJAL機の定期便を通じて世界84空港、延べ約2万2,000便により3万件を超える大気データを取得してきた。CO2に加え、メタン(CH4)や亜酸化窒素(N2O)などの温室効果ガスも観測し、地球規模の炭素循環や気候変動メカニズムの解明に活用されている。CONTRAILの特別塗装を施した787-9型機(JA868J)は、4日の成田-フランクフルト線で就航。今後は主に成田と米国、ドイツ、マレーシアを結ぶ路線で運用される。
CONTRAILの特別塗装を施した787-9型機(JA868J)
写真の出所 日本航空 発表資料
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