経産省=GX戦略地域制度の地域選定に向けた公募を開始
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経済産業省は23日、脱炭素電源やコンビナート跡地などの産業資源を核に「新たな産業クラスター」の形成を促す「GX(グリーン・トランスフォーメーション)戦略地域制度」について、地域選定に向けた公募を開始した。公募対象は、①コンビナート等再生型(コンビナート跡地の有効活用)、②データセンター集積型(電力・通信インフラ整備の効率性を踏まえた集積)、③脱炭素電源活用型(GX産業団地)の3類型となっている。
申請者は都道府県または政令指定都市で、企業などとの共同申請(コンソーシアム組成)も可能。選定地域では、国が予算措置や規制・制度改革の活用を通じ、GX型の産業集積や電力・通信インフラの一体整備(ワット・ビット連携)を後押しする。制度は2月に閣議決定された「GX2040ビジョン」を踏まえ、自治体や事業者からの提案募集(計199件)を経て具体化した。公募期間は2025年12月23日から2026年2月13日17時まで。公募要領・様式は経産省の制度ページで公開している。
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