日揮HD=世界初のガス循環発酵研究拠点を開所、CO2由来素材の開発へ
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日揮ホールディングス(HD)は9日、神戸市のポートアイランドに整備したバイオものづくり研究棟の開所式を実施した。同社によると、世界初のガス循環発酵の基盤設備を導入した研究施設で、二酸化炭素(CO2)を原料とするバイオものづくり技術の開発と事業化を加速する。
日揮HDは、国が創設したグリーンイノベーション基金から支援を受けて「CO2からの微生物による直接ポリマー合成技術開発」をバッカス・バイオイノベーション、カネカ、島津製作所と共同で進めている。開所した研究棟は、共同開発の中核拠点となる。
研究棟は、同社が整備を進める「バイオプロセス研究所(JBX)」の第1棟(JBX1)。CO2と水素酸化細菌を活用し、化学品や素材などの有用物質を生産するガス循環発酵技術の開発拠点として活用する。研究棟は2024年8月に着工し、2026年1月に完成した。敷地面積は約1万平方メートル、延べ床面積は約3,400平方メートル。5リットルから200リットル規模のガス培養槽を備え、生産プロセスのスケールアップや実証試験を行う。
日揮HDは2030年までをバイオものづくり事業の創成期と位置付けており、同敷地内で第2棟(JBX2)の建設計画にも着手。2027年末の完成を目指し、研究開発から事業化までを一体的に推進する方針だ。
CO2を原料とした微生物などによる製品製造フロー 図版の出所 NEDO 発表資料
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