欧州委=炭素国境調整措置の証書、26年7~9月期は1トン82.32ユーロ
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欧州連合(EU)の政策執行機関である欧州委員会は5日、炭素国境調整措置(CBAM)の証書について2026年7~9月期(第3四半期)の公式価格を二酸化炭素(CO2)1トンあたり82.32ユーロ(約1万4,600円)と発表した。1~3月期の75.36ユーロ、4~6月期75.28ユーロと比べ約7ユーロの値上がり。同証書は、鉄鋼やアルミニウムなどの対象製品をEU域内へ輸入する際、製造時の温室効果ガスの排出量に応じて支払う一種の課徴金。炭素削減の取り組みに関して域内と域外の競争条件を公平にすることを目的とする。 EUは今年1月からCBAMを本格的に導入し、証書販売を来年2月に開始する。欧州委は、今年の証書価格の発表を経過措置として四半期ごとに行い、来年から週ごとに実施する。欧州委はEU排出量取引制度(EU-ETS)に基づいて実施する排出枠(EUA)入札の清算価格を加重平均し、証書価格を4月に初めて算定した。 欧州エネルギー取引所(EEX)が欧州委の委託を受けて行う排出枠の入札販売では、7~9期の第1回である7月2日の落札価格が78.62ユーロ(ドイツとポーランドを除くEU共通向け)だった。落札価格はその後強含みで推移し、9月14日のEU共通向けの入札で86.44ユーロをつけ、四半期内の最高値に達した。四半期内の最安値は、7月17日の77.00ユーロ(独向け)。四半期最後の9月30日は84.41ユーロ(ポーランド向け)。 |
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