JERAなど=船舶向けアンモニア供給網を構築、印から年7万トン調達へ
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JERA、日本郵船、川崎汽船など国内7社は27日、中部地区でアンモニア燃料の供給網を構築し、アンモニア燃料自動車専用船4隻を建造・運航することで合意したと発表した。2030年に船舶を竣工し、トヨタ自動車などの完成車輸送に投入する計画。燃料はJERAがインドのAM Green Ammoniaから年間約7万トンのグリーンアンモニアを調達する。燃料調達から供給、船舶運航までを一体化した商用供給網の構築は世界初という。
JERAはAM Green Ammoniaとグリーンアンモニアの売買に関する法的拘束力のある基本合意書を27日に締結した。契約期間は5年間で、延長の可能性もある。調達先はインド南部アンドラプラデシュ州カキナダで開発中の製造設備で、再生可能エネルギーと揚水発電を組み合わせてアンモニアを生産する。28~29年ごろの稼働開始を予定している。同設備の年間生産能力は100万トンを見込む。調達したアンモニアは、JERAの碧南火力発電所(愛知県碧南市)に隣接する受入基地を経由して供給する。日本郵船と川崎汽船は折半出資で燃料販売の合弁会社を設立し、名古屋港や三河港を中心に専用船から自動車専用船へ燃料を供給する。
自動車専用船は日本郵船と川崎汽船が各2隻を導入する。アンモニアと従来燃料を使用できる二元燃料エンジンを搭載し、太平洋航路をアンモニア燃料のみで航行できる設計とする。船舶の設計・建造は今治造船、新来島どっく、日本シップヤードが担当する。アンモニアバンカリング(燃料供給)の専用船は、特殊船建造で高度な技術力がある旭洋造船が建造し、自動車専用船と同じく2030年の竣工予定となっている。
プロジェクトのスキーム図 図版の出所 日本郵船 発表資料
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