太陽鉱油=2月からアドブルー値上げ、SS店頭価格にも影響
フリートサービスステーション(FSS)を展開する太陽鉱油が2月からアドブルーの販売価格を全荷姿リットルあたり18円引き上げる。21日までに分かった。
最大の仕入れ先である新日本化成からの卸価格の上昇分を販売価格に転嫁する。太陽鉱油が運営するSSの店頭価格も2月より応分に上がるとみられる。
新日本化成は原料尿素価格の高騰などを理由に21年12月にアドブルーの仕切り価格を15円引き上げた。それでも製造コストが吸収し切れず、1月以降、15円以上の追加値上げを進めている。
新日本化成からアドブルーの供給を受ける伊藤忠エネクスは1月から15円、富士興産は2月から最大20円それぞれ再値上げを打ち出した。
※『CROSSVIEW軽油』第92号(22年1月21日発行)でアドブルー関連記事「交通局向けアドブルー途中値上げ交渉が進行、採算悪化で納入拒否も」を掲載しています。
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