クラレ=米国で再エネ電力調達、東ガスアメリカとバーチャルPPA契約
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化学、素材メーカーのクラレは1日、米国で使用する電力を再生可能エネルギー由来に移行するため、バーチャルPPA(仮想電力購入契約)を結んだと発表した。契約期間は2025年10月から10年間。
この契約は、クラレの子会社であるKuraray Holdings U.S.A., Inc.が当事者となり、東京ガスの米国グループ会社である東京ガスアメリカを通じて実施される。契約対象となるのは、東京ガスアメリカが保有するテキサス州ワートン郡の太陽光発電設備。クラレは年間約3億kWh相当の再エネ証書を取得する権利を得る。これにより、クラレの米国グループ会社が使用する電力の約7割、クラレグループ全体では電力使用量の約4割に相当する温室効果ガス(GHG)の排出削減が見込まれる。
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