INPEX=中部電力と日豪CCSバリューチェーン構築で合意書締結
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INPEXは17日、中部電力と、国内で排出される二酸化炭素(CO2)を、名古屋港からオーストラリアへ輸送して、地下に貯留するCCS(二酸化炭素回収・貯留)バリューチェーンの構築に向けた合意書を締結した。
両社は2024年10月より共同で検討を始めており、初期的な成果が得られたことから、今回、実用化に向けた検討をさらに強化するための締結となった。今後、国内外の制度や環境調査を踏まえつつ、CO2輸送手段などの詳細検討を行い、日豪間のCCSバリューチェーン実現に向けた体制を整備する。INPEXは、オーストラリアで実施中のボナパルトCCS共同事業を含め、2030年頃のCO2圧入開始を目指すプロジェクトを複数進行中。年間1,000万トン以上の貯留能力を期待されており、7月にオーストラリア連邦政府から重要プロジェクト認定を受けている。
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