ENEOS Xplora=ベトナムでのCCS事業立ち上げに向けた覚書を締結
|
ENEOS Xploraは24日、ベトナム国家産業エネルギーグループであるペトロベトナム(PVN)、発電事業者であるギソン 2 パワーLLC、エネルギー・金属鉱物資源機構(JOGMEC)とともに、ベトナムの二酸化炭素(CO2)回収・貯留技術(CCS)事業の立ち上げに向けた協力覚書(MOU)を締結したと発表した。
この覚書は17日にマレーシア・クアラルンプールで開かれていたアジア・ゼロエミッション共同体(AZEC)第3回閣僚会合の場で発表された。ENEOS Xploraは、PVNおよびJOGMECが2024年2月から進めてきたベトナムでのCCS共同調査に参画し、事業化の可能性を検討してきた。今回の覚書はCCSの価値連鎖(バリューチェーン)構築に向けた協力体制を明確化するものとなる。同社は1992年からベトナムの子会社を通じて石油開発事業を展開しており、2011年には同社のランドン油田にて、CO2の貯留試験を東南アジアで初めて行うなど、環境対応型事業を推進してきた経緯がある。
|
|
|
東京 : エネルギーデスク 松本 03-3552-2411Copyright © RIM Intelligence Co. ALL RIGHTS RESERVED.



