Jizoku=新潟大、越カントー大と稲作のGHG削減を研究開始
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一次産業のカーボンクレジットの創出や流通を行うJizokuは5日、新潟大学およびベトナムのカントー大学と連携し、水稲栽培を対象とした実証実験を開始したと発表した。
水稲栽培ではメタン(CH4)や一酸化二窒素(N2O)などの温室効果ガス(GHG)排出が大きな課題となっている。実証は2025年8月からベトナムのメコンデルタ地域の水稲圃場で開始しており、化学肥料施用量の改良によるGHG排出量の定量化や、収量と品質の維持を図る施肥削減手法の確立をテーマとする。今後は、農業現場で実行可能な肥料管理手法を確立し、農家の収益性と気候変動対策の両立を目指す。その成果をカーボンクレジットとして国際的に活用することで、農業由来のGHG削減をビジネスモデルとして社会に導入していく方針だ。
ベトナム、カントー大学が実施した実験
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