出光など5者=横浜港の錨地でメタノール供給、国内初のSTS方式
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出光興産は9日、横浜市、国華産業、商船三井、三菱ガス化学と、横浜港の錨地で、Ship to Ship(STS)方式による船舶燃料用メタノールの供給(メタノールバンカリング)を実施したと発表した。錨地でのSTS方式によるメタノール燃料供給は国内初としている。錨地とは、船舶が港湾沖で投錨して停泊するために指定された海域。
場所は京浜港横浜区(横浜港)のNR錨地で6日に実施された。外航のメタノール二元燃料船「第七甲山丸」と、内航のメタノール輸送船「英華丸」の間で接舷し、船から船へ燃料を移送した。供給した燃料には、三菱ガス化学の新潟工場で生産した国産バイオメタノールも含み、第七甲山丸の運航時に燃料として使用する予定だ。
メタノールは燃焼時の二酸化炭素(CO2)や硫黄酸化物(SOx)などの排出が相対的に少ないとされ、海運分野での温室効果ガス(GHG)削減策の一手として期待される。出光は合成燃料「e-メタノール」の供給体制整備を進めており、2024年から三菱ガス化学と船舶燃料市場を見据えた国内供給網づくりで協業を開始している。
接舷する第七甲山丸(奥)と英華丸(手前) 写真の出所 出光興産 発表資料
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