阪急電鉄など=新築ビル外装にガラス型ペロブスカイト太陽電池、国内初
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阪急電鉄と阪急阪神不動産は4日、大阪市北区で進める「東阪急ビル(仮称)建替計画」(阪急阪神不動産の新本社ビル)の外装の一部に、パナソニックホールディングスが開発したガラス型ペロブスカイト太陽電池(PSC)を実装すると発表した。新築オフィスビルの外装への採用は国内初という。
ガラス型PSCは建材ガラスを基板に発電機能を一体化したもの。手すりとしての機能を保ちながら外装に組み込める。大きさや透過性、意匠性を外観デザインに合わせて調整でき、従来は設置が難しかった外装や共用部にも導入しやすい。
東阪急ビルの所在地は大阪市北区角田町。地上10階・地下1階、延床面積は約1万3,878平方メートル(m)を予定する。計画では最上階(10階)の高さ1.4m、幅33mのバルコニーの手すりにガラス型PSCを18枚設置する。阪急電鉄の担当者によると、天候にもよるが年間2,000kWhの発電量を見込んでいるという。
なお、同ビルは建築物の省エネや環境への性能を保証する、建築物のZEB(ネット・ゼロ・エネルギー・ビル) Ready認証およびDBJ Green Building認証で最高評価となる5つ星を取得している。
今後、ガラス型PSCの設置効果を検証し、グループの開発案件や改修計画での活用も検討する。2025年10月に新築工事へ着手し、現在は杭工事を進めており、2027年12月の竣工を予定。
ガラス型PSC設置イメージ図 図版の出所 阪急阪神不動産 発表資料
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