川崎重工=国内最大の商用水素液化プラント着工、日量50トン
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川崎重工業は19日、神奈川県川崎市の川崎LH2ターミナルで、国内最大となる水素液化プラントの建設に着手したと発表した。液化能力は日量50トンで、従来の国内最大規模である同15トンを大幅に上回る。2028年末の完成を予定し、試運転を経て30年から商用化実証に使用する。
同設備は、新エネルギー・産業技術総合開発機構(NEDO)のグリーンイノベーション基金事業「大規模水素サプライチェーンの構築」の一環。日本水素エネルギーが建設を進める川崎LH2ターミナル内に設置し、液化水素サプライチェーンの商用化実証に活用する。
水素はマイナス253度で液化すると体積が気体の約800分の1となり、大量輸送や貯蔵に適した状態になる。川崎重工は、極低温・保冷技術やガスタービンなどで培った高速回転機械技術を活用し、設備の大型化を実現した。液化効率は同等規模の設備で世界最高水準としており、水素の液化・輸送コストの低減を目指す。今後、豪州や中東などの水素供給国への設備納入も検討しているという。
川崎LH2ターミナルの水素液化プラント完成イメージ 図版の出所:日本水素エネルギー株式会社
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