兵庫県信用金庫協会など=バイウィルと連携してJクレジット創出
兵庫県信用金庫協会、信金中央金庫神戸支店、環境価値創出支援を行うバイウィルの3者は13日、Jクレジット制度を活用した、地域の脱炭素化に向けた連携協定の締結を発表した。
兵庫県内には阪神工業地帯や播磨臨海工業地帯が広がり、重化学工業を中心とした二酸化炭素(CO2)多排出産業が集まる。大企業や系列企業においては排出量削減への対応が課題となっている。一方、県北部には豊かな森林資源が存在し、多くのCO2吸収が見込まれるものの、環境価値の創出は一部にとどまってきた。
今回の3者の連携協定により、兵庫県信用金庫協会および信金中金は、顧客紹介契約を結んだ兵庫県内の各信用金庫と協働し、取引先や自治体、森林組合などへのJクレジット創出や販売支援などを行う。バイウィルは信用金庫から紹介を受けた企業や森林組合による、Jクレジット創出の手続きを完全成果報酬型で受託・代行。こうして創出されたJクレジットは、同地域内を優先して販売先を探索していく。
|
東京 : エネルギーデスク 松本 03-3552-2411Copyright © RIM Intelligence Co. ALL RIGHTS RESERVED.