トヨタ=水素燃料電池車で27年ダカールラリー参戦、車両制作完了
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トヨタ自動車のモータースポーツ部門「GAZOO Racing」は21日、2027年のダカールラリーに参戦する燃料電池自動車(FCEV)「DKR GR FC Hilux」の車両製作を完了したと発表した。水素を燃料とするFCEVで過酷な走行環境における性能や耐久性を検証し、将来の市販車への技術応用につなげる。現在、競技参戦に向けた走行試験を進めている。
開発車両は、燃料電池スタック2基を組み合わせ、システム出力は400キロワット(kW)と、一般的な乗用車を大きく上回る高出力を確保した。燃料には圧縮水素を使用し、市販のFCEV「MIRAI」と同じ高圧水素タンク4本に計8.4キログラムの水素を貯蔵する。走行時に二酸化炭素(CO2)を排出しないほか、車体の一部に天然繊維を用いたパネルも採用した。
27年の大会では、新技術を搭載した実験車両が対象の「Dakar Future Mission 1000」部門に参戦する。ドライバーにはサウジアラビア出身のダニア・アキール選手の起用が決まった。車両開発にはトヨタの欧州研究開発拠点や関連するレーシングチームなどが参加。競技で得られる知見を燃料電池技術の改良や市販車の開発に活用する方針だ。
ダニア・アキール氏とDKR GR FC Hilux 資料の出所 GAZOO Racing発表資料
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