14日 原油は小幅続落、サウジの自主減産は織り込み済み
11時15分現在、ニューヨーク・マーカンタイル取引所(NYMEX)のWTI原油相場(2月限)は前日終値と比べ10セント安の52.81ドル/バレル、インターコンチネンタル取引所(ICE)の北海ブレント原油相場(3月限)は同13セント安の55.93ドル/バレルと、いずれも小幅続落している。 WTI原油相場は13日の米国時間取引の終値ベースで7営業日ぶりに反落した。14日のアジア時間もその流れを引き継いでいる。三菱UFJリサーチ&コンサルティングの芥田知至主任研究員(=写真)は「サウジアラビアによる自主減産の発表を受け、原油相場の上昇が続いていたが、この上げが一服した」との見方を示した。新型コロナウイルスの感染拡大など不安材料もあるものの、同氏は「現時点で相場が大きく下振れるには至っていない」とも付け加えた。 日経平均株価は前日比361円48銭高の2万8,818円7銭で推移している。ドル円相場は1ドル=103.84円と、前日の17時時点(103.69円)と比べドル高・円安方向に振れている。
◎リムエネルギー総合指数22種(レックス22、2010年平均=100): 94.59 (↑0.10)
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