第272回 ~災害に備えて蓄電池に注目?! ~の巻(2025年4月16日)
ミャンマー中部で3月末に発生した地震のニュースを見たよ。ミャンマーやタイで大きな被害が出たようだね。
日本人にとって、地震はひとごとではないわね。私たちも日ごろから備えが必要だわ。
僕は万が一の事態に備えてヘルメットや懐中電灯などの防災グッズを準備しているよ。
良い心掛けね。でも、現代の生活にはそれだけでは不十分じゃないかしら。いざというときの連絡手段としてスマートフォンが欠かせなくなっているから、停電時でも充電が可能になる蓄電池が必要だと思うわ。
それは分かるけど・・初期費用や工事作業などで煩雑な手続きがありそうで、つい敬遠してしまっているよ。
その気持ちも理解できるけど、災害時には本当に必要になるだろうから、手間を掛けてでも準備しておくべきだね。最近では補助金の申請などもサポートしてくれる業者もいると聞いたわ。
それはありがたいね。蓄電池の購入を検討しようっと。
蓄電池に加えて、太陽光パネルを設置しておくとさらに良いわね。災害で停電になった場合でも、太陽光パネルから蓄電池に充電ができるわ。普段の生活でも、余った電気を電力会社に売電することができるから一石二鳥よ。
でも蓄電池と太陽光パネルをセットを買ったらお金がなくなっちゃうよ。
自治体は蓄電池や太陽光の普及を目的に様々な補助金を出しているようよ。容量などによって補助額は異なっていて、東京都の場合は既存建物に設置する太陽光パネルの助成額は、3.75㎾以下がkWあたり15万円(上限45万円)、3.75㎾超は12万円。蓄電池の新規設置は12万円/kWhよ。都民が安心して設置できるよう使用済みの太陽光パネルのリサイクルについてもサポートしてくれるわ。
それは助かるね。
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(文:方 )
「やさしいエネルギー講座」から出題!
東京都が、既存の建物に設置する3.75kw以下の太陽光パネルに対して助成する補助金(kWあたり)はいくら?
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