第292回 ~軽油の暫定税率廃止って ~の巻(2026年2月16日)
かめりん、以前軽油の税金について学んだよね。2026年4月1日に軽油引取税のうち暫定税率として上乗せされていた1リットルあたり17.1円が廃止される予定と聞いたけれど、一体どういうこと?
軽油をガソリンスタンドで給油する際、①軽油引取税、②石油石炭税、③消費税という3つの税金がかかっていると説明したわね。
1リットルあたりの税金は確か、軽油引取税(地方税)が32.1円、石油石炭税(国税)が2.8円で、そのうえに10%の消費税(国税)が加算されるんだったね。
その通り。今回の暫定税率廃止は、軽油取引税32.1円のうち、【当分の間】とされていた上乗せ分の17.1円を撤廃し、もともとの税金(本則税率)の15円のみになるわ。
【当分の間】とされた上乗せ分って?
軽油引取税はもともと1リットルあたり15円だったけれど、1974年のオイルショック後の財源確保を目的に、17.1円を上乗せしたのよ。長らく道路整備の財源とされてきたけれど、2009年に一般財源化されたの。地球温暖化対策などにも活用されてきたわ。
なるほど。【暫定】という名称のとおり、本来は一時的な措置として導入されたのね。それが最近の物価高を受けて、上乗せ分を廃止することになったわけか。
ガソリンの暫定税率が昨年末に廃止され、小売り価格が大幅に安くなったから、同じことが軽油にも起こると期待されるわ。軽油はトラックの燃料にも使われるから、燃料費が下がることで物流コストが抑えられ、さまざまな商品の価格上昇を和らげる効果が見込まれているのよ。
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(文:林 )
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