第294回回 ~ミラノ五輪とエネルギー ~の巻(2026年3月16日)
ねえ、かめりん。ミラノ・コルティナ冬季オリンピック終わっちゃったね。なんか一気に静かになった感じ
本当ね。でも今回は“エネルギー五輪”って言っていいくらい、環境に配慮する裏側の取り組みが注目された大会だったわ。
たしかに。再生可能エネルギーを多く使って、既存施設を活用して、輸送も電動化を進めたんだよね。
ええ。特に電力のクリーン化と効率化は大きな成果よ。イタリアは水力発電の比率が高いけれど、そこに太陽光や風力も組み合わせて、できるだけCO₂排出を抑える形で大会を運営したの。
電気の使い方だけじゃなくて、作り方も大事ってことか。
そのとおり。さらに人工降雪の効率化も進んでいるのよ。気温や湿度を細かく管理して、必要最小限のエネルギーで雪を作る技術が導入されたわ。
同じ雪でも、作り方でそんなに違うんだ。
ええ。それに会場の断熱性能を高めて、暖房エネルギーのロスを減らす工夫もされているの。見えない部分だけど、こうした積み重ねが全体の消費を大きく左右するのよ。
冬季大会ってエネルギーを大量に消費するイメージがあったけど、だいぶ変わってきてるんだね。
そう。“たくさん使うイベント”から、“賢く使うイベント”へと進化しているの。しかも観客の移動も鉄道や電動バスを活用して、化石燃料への依存を減らしていたわ。
なんかもう、都市そのものの実験みたいだね。
まさにそう。こうしたモデルは、今後の都市づくりや他の国際イベントにも応用されていくはずよ。
なるほどなあ。そういえば、りくりゅうの金メダルも感動したよね。
ええ、三浦璃来と木原龍一の演技は見事だったわ。会場のエネルギーが一気に高まった瞬間だったわね。
|
【お知らせ】 このコーナーに対するご意見、ご質問は、下記まで 電話 03-3552-2411 メール info@rim-intelligence.co.jp |
(文:小屋敷 )
「やさしいエネルギー講座」から出題!
ミラノ・コルティナ五輪会場のエネルギー消費を抑える工夫として適切なのはどれ?
正解と思ったボタンを押してみよう。
エネルギーの知識をさらに深めたい人は、一般社団法人日本エネルギープランナー協会の検定に挑戦してみよう!
(リム情報開発は、一般社団法人日本エネルギープランナー協会を応援しています)